便秘
うんちがでない!子育てしていて不安になってしまいますよね。
排便回数が少なかったり、便がでにくい状態を便秘といいます。
母乳から人工乳へかえた時、離乳食を始めた時、トイレトレーニングを始めたとき、通学を開始した時、学校で排便するのを嫌がるようになった時などが、便秘のきっかけになるようです。
便がたまっている場合は、まずは浣腸や便を出しやすくする座薬などで数日から1週間程度治療をしてみます。
たまっていた便がだいぶ出た後は、数か月から数年程度、酸化マグネシウムやマルツエキス、ラクツロースなどの飲み薬を服用して、スムーズに排便できるようになることを目指しています。
便秘が治りにくい時は、専門の病院に診察をお願いすることがあります。
水分摂取不足が便秘の原因でしょうか?
「小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン」によると、「水分摂取の量を増やすと便秘がなおるわけではないだろう」とのことです。
食物繊維を積極的に摂取したほうがよいでしょうか
「小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン」によると、食物繊維の摂取量と便秘の関係については、まだまだ調査が必要とのことですが、「食物繊維の摂取量を増やすと、便秘が改善することがある」とのことです。